用 語 検 索
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日本語を学ぼう!教えよう!
第2部言語と心理
第2章言語教育法・実技
第1節外国語教授法
2.文法訳読法(文法翻訳法)
1.概要
・ドイツ新言語学派による提唱
・サイデンステュッカー
・プロイツ
・オレンドルフ
・伝統的に行われていたラテン語教育の指導法を模倣
・読むことと書くことを主要対象とする
・語形変化や活用規則の理解
・語彙の暗記
・辞書を用いながらの母語への翻訳
・19世紀半ばから20世紀半ばにかけて、言語教授の主流となる
・利点
・クラスの規模や言語環境を問わない
・教師はその言語を話せなくても教えられる
・短期間で読解力が身に付く
・欠点
・理論的な基盤はない
・学習者の負担が大きく、意欲低下につながる
・聞く力、話す力が身に付かない
・利点により、現在も世界各地で広く行われている
・欠点により、次第に批判の声が高まっている
2.歴史的背景
1.19世紀後半以降,ヨーロッパの国々の離合集散が頻繁になる
2.実用的な現代外国語の習得への欲求が高まる
3.文法訳読法(GTM)による教育が行われる
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