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日本語を学ぼう!教えよう!
第2部言語と心理
第2章言語教育法・実技
第1節外国語教授法
11.コミュニカティブ・アプローチ/コミュニカティブ言語能力
コミュニカティブ・アプローチ
CA
Communicative Approach
コミュニカティブな教え方
CLT
Communicative Language Teaching
1.概要
1970年代初等から、ヨーロッパから世界に広まる
コミュニカティブ・アプローチは言語教育のパラダイムの転換期に誕生し、世界各地で積極的に採用された
意味を重視するフォーカス・オン・ミーニング(FonM)の教授法
コミュニケーション能力の養成に重点
概念・機能シラバスを採用
ノーショナル・ファンクショナル・シラバス
2.焦点(関心事)の推移
1.シラバス(何を教えるか)
2.学習者(誰に教えるか)
3.教室活動(どう教えるか)
3.特徴
教師中心から学習者中心へ
学習者のニーズ分析
言語学習に何を求めているか
コミュニケーション能力育成に必要な指導原則を提示
ジョンソン(英)、モロウ(英)
1.指導原則
今何をしているかを知っていること
言語の部分を学習するだけでなく、全体にも目を向けること
コミュニケーションにおける伝達過程に目を向けること
言語を学ぶ上で経験することを大事にすること
学習者が誤っても、すぐにそれを誤りとしないこと
2.伝達過程の特徴
インフォメーション・ギャップ(情報差)があること
表現のチョイス(選択)ができること
フィードバック(反応)があること
4.教室活動の展開
ペア・ワーク
グループ・ワーク
タスク活動
ディスカッション
プロジェクト・ワーク
生教材を積極的に取り入れる
5.教師の役割
プロデューサー
ファシリテーター
6.概念・機能シラバス
ヨーロッパ協議会(CE)、ウィルキィンズ(英)
コミュニケーション力育成に効果のある教授法の開発
指導中心の言語の概念と機能を項目化
1.シラバスの誕生
元になる理論
言語機能理論
コミュニカティブ・コンピテンス
2.言語機能理論
機能主義言語学、ハリデー(豪)
伝達場面における言語の社会的な働き
カナル
コミュニケーション能力を4つに分析
文法能力
社会言語学的能力
談話能力
ストラテジー能力
3.コミュニカティブ・コンピテンス
社会言語学者、ハイズム(米)
言語使用能力
言語をどう使うか
言語使用能力の習得が不可欠である
7.近年の教授法
1.コンピテンシー重視の言語教授法
運用能力に焦点を置いたもの
2.内容重視の言語教授法
教育内容に焦点を置いたもの
3.タスク重視の言語教授法
4.神経言語学的プログラミング
学習者個人の成長と個別の変化に焦点を置いたもの
5.協働学習
指導形態に焦点を置いたもの
日本語を学ぼう!教えよう!
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